日本の主要輸出品である生糸の品質が、イタリアやフランスに次ぐ地位から、支那糸の改良により支那の次位まで低下している。このままでは支那以下になり、日本の富源に重大な影響を及ぼすことが懸念される。そこで生糸の品質改良を図るとともに、外国人に依存せず日本人による直接輸出を促進する必要がある。これらの目的を達成するため、一定の品質基準を満たす生糸の直接輸出に対して奨励金を交付し、日本の生糸産業の発展を図ろうとするものである。
参照した発言: 第10回帝国議会 衆議院 本会議 第31号