第二十二條 高等文官ノ年俸ハ之ヲ四分シ二月五月八月十一月ノ四期ニ於テ之ヲ給ス
第二十三條 俸給ハ新任增俸減俸トモ總テ發令ノ翌日ヨリ計算ス
第二十四條 廢官退官及死亡ノトキハ年俸ヲ月割計算トシテ當月分ノ全額ヲ給ス
第二十五條 非職廢官退官者事務引繼殘務調理ノ爲特ニ命ヲ承ケ公務ニ從事スルトキハ其間尙從前ノ年俸ヲ給ス
第二十六條 病氣ノ爲執務セサルコト九十日ヲ踰ユルモノハ俸給ノ半額ヲ減ス但シ公務ノ爲傷痍ヲ受ケ又ハ疾病ニ罹ルモノ及優恩ニ由リ賜暇休養スルモノハ此限ニアラス
第二十七條 前條ノ外私事ノ故障ニ由リ執務セサルコト三十日ヲ踰ユルモノハ俸給ノ半額ヲ減ス
第二十八條 各大臣ノ祕書官ニハ一箇月五拾圓以內ノ手當ヲ給スルコトヲ得
第二十九條 俸給支給ニ關スル細則ハ大藏大臣省令ヲ以テ之ヲ定ム