福島安正 (4th Edition [January 1915] )
| Rank/ Honors/ Grade | 正三位、勳一等、功二級 | |
|---|---|---|
| Title/ Family rank etc. | 男爵、長野縣華族 | |
| Occupation | 後備陸軍大將,日本體育會評議員 | |
| Gender | 男性 | |
| Birthday | 嘉永五年九月十五日 (1852) | |
| Parent and relation | 福島安廣の長男 | |
| Family | 母 はな 天保一三、一二生、東京、平、小熊久次郞二女 妻 さだ 安政三、一一生、東京、士、高野貞潔長女 男 正一 明八、三生、從五位勳四等功五級陸軍步兵少佐、近衞師團副官 婦 靜子 明二一、一二生、長男正一妻、愛知、士、伊勢錠五郞長女 男 四郞 明二〇、八生、陸軍步兵少尉 男 五郞 明二七、六生 女 操子 明三一、二生、學習院女學部在學 | |
| Biography | 君は長野縣士族福島安廣の長男にして嘉永五年九月十五日を以て生る慶應元年江戸に出て〻講武所に入り和蘭兵式を學ひ明治二年開成所に入り後大學南校に學ひ同六年四月司法省明法寮に出仕し翌七年九月陸軍省參謀局に轉し同九年米國に差遣せらる同十年西南の役起るや君征討軍團書記として軍旅に從ひ功あり同十一年五月陸軍中尉に任せられ爾後身を軍籍に列し累進して大正三年九月陸軍大將に陞り後備役仰付られ旭日大綬章を賜はる先是同二十年四月獨逸公使館附武官となり同二十五年任期滿ち歸朝せんとするや西比利亞兵事視察を命せられ同二月單騎伯林を發し露都を過き烏拉爾を越へて西比利亞に入り更に亞爾泰を踰へ蒙古に至り科布多鳥里雅蘇臺庫倫恰克圖を經て再ひ西比利亞に出てイルクツク、チタを過き阿爾克訥黑龍江の氷上を騎りてプラゴブエスチエンスクに達し夫れより滿洲に入り墨爾根齋々哈爾吉林寧古塔琿春を經て三度ひ西比利亞に出て翌二十六年六月浦鹽斯德に達し歸朝して勳三等に叙せらる朝野此擧を壯として歡迎し兒童走卒も君の偉名を知らさるものなし後高索加中央亞細亞埃及土耳古波斯亞刺比亞印度緬甸暹羅安南東京等の各地に旅行し又清國に差遣せられたる事十有餘回日清の役には第五師團參謀第一軍參謀占領地民政長官等に歷補せられ勳功あり功四級金鵄勳章を賜ひ北清事變に際して臨時派遣隊司令官北清連合軍參謀として功あり勳二等功三級に陞叙し日露の役には大本營陸軍參謀滿洲軍參謀として帷幄に參し偉勳を樹て功二級金鵄勳章を賜はる爾來參謀次長兼東宮御用掛關東都督等の要職に補せられしか方今閑地に在り明治四十年九月華族に列し男爵を授けらる 三男三郞（明一四、二生）は其妻八重子（同二四、六生、愛知、士、伊勢錠五郞二女）及其女を伴ひ弟智麿平（慶應元、八生）は其子と共に各分家し同七郞（同六、一二生）も亦分家し妹まとよ（同四、三生）は長野縣平民本田教海弟法城に同八重（同一二、五生）は京都府平民福味又四郞弟文鄕に嫁せり | |
| Address phone | 東京、北豐島、高田村雜司ケ谷旭出四三 電話番町二四二〇 | |
| Relative | 伊勢錠五郞 | |
| Degree | 1 (except※1) | |
| Pronounciation | ふくしま やすまさ | |
| Another name | ||
JINJIKOSHINROKU (who's who)
- First Edition [April 1903]
- 4th Edition [January 1915]