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辰馬半右衞門 (第4版 [大正4(1915)年1月] の情報)

位階・勲等・功級勳六等
爵位・身分・家柄兵庫縣平民
職業兵庫縣多額納税者、株式會社京都貿易銀行頭取、東辰馬酒造株式會社取締役、阪神電氣鐵道株式會社、日本攝酒株式會社各監査役、酒造業、銘酒東自慢釀造本舖、鑛山海運業、辰馬家總本家
性別男性
生年月日明治十年八月十一日 (1877)
親名・続柄 辰馬半右衞門の二男
家族妻 清子 明一七、八生、子爵水野忠款叔母華族女學校卒業
男 明 明四一、四生
記述部分(略伝)君は先代辰馬半右衞門の二男にして明治十年八月十一日を以て生れ同二十五年三月家督を相續し舊名發藏を改めて先代の名を襲く當家は當主に至る迄十五代の舊家にして今より二百餘年前始めて酒造業を營み累世其業を繼き今日に至る其規模の盛大なる本邦第一にして釀造塲二十ケ所を有し釀造高二萬五千石を超ゆといふ銘酒「東自慢」は灘五大銘酒の一にして全國は勿論遠く海外に輸出し内外各國に於て名譽金銀賞牌を受領せし事數十回なりと云ふ又當家の海運業は元祿年間に開始せるものにして明治三十五年に至り元攝津航業株式會社を買收して辰馬商會と改稱し汽船辰丸外九隻を有し内外航路に充つ又鑛區を和歌山縣三尾川村に有し近年盛に銅の採掘に從事す方今直接國税一萬二千餘圓を納め多額納税者たり曩に日露事件の功に依り勳六等瑞寶章を賜はる
家族は前記の外長女恭子(明三四、四生)は大阪府平民生駒季子方に入家し叔父圭介(嘉永元、二生)は分家せり
住所・電話番号兵庫、武庫、鳴尾村 電話長西宮五五
参照人物(親類)子爵水野忠款辰馬圭介
参照次数2 (※なし2)
読みたつうま はんえもん
別名發藏
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