Japanese

早川千吉郞 (4th Edition [January 1915] )

Rank/ Honors/ Grade從五位、勳三等
Title/ Family rank etc.石川縣士族
Occupation株式會社三井銀行常務取締役,三井物産株式會社取締役,東京興信所評議員,東京銀行集會所副會長
Gender男性
Birthday文久三年六月二十一日 (1863)
Parent and relation 早川忠恕の長男
Family母 勝見 天保一四、一一生、石川、士、中村喜平妹
妻 さと 明八、二生、石川、士、山中一政長女
男 忠吉 明三一、七生
Biography君は石川縣士族早川忠恕の長男にして文久三年六月二十一日を以て生る明治十三年笈をを負ふて東都に出て帝國大學に學ひ二十年法科大學を卒業し法學士の稱號を得進んて大學院に入り農政學を研究し殊に農業信用機關に係る事項を專攻す同二十三年始めて大藏省に出仕し爾來同省參事官書記官及大藏大臣祕書官に歷任し同二十六年貨幣制度調査會幹事となり日清戰役に際し依然藏府の要路に立ちて當局大臣を補し同二十九年清國償金の管理に關し英國へ差遣され同三十一年公債募集の爲再ひ歐米へ遣はさる日清戰役の功に依り勳六等を授けられ償金管理公債募集の功績に對し勳五等雙光旭日章の恩授あり同三十三年官を退き三井家に入り同族會理事となり翌三十四年中上川彦次郞の後を襲き三井銀行專務理事となる四十二年十一月三井家の事業組織の改革に際し株式會社三井銀行專務取締役三井物産株式會社取締役に擧らる日露の役國債募集に盡力したる功を以て三十九年四月勳三等旭日中授章を授けらる
二女俊子(明三四、五生)弟純三郞(同五、二生)は各分家して一家を成し同外吉(同一〇、三生)は京都の人湯淺たけの入夫となり同鼎(同一六、九生)は東京府士族井上友一に嫁し同幾枝(同一四、二生)は男爵山澤靜一の母たり
Address phone東京、麴町、下二番町七一 電話番町二五九五
Relative男爵山澤靜一,井上友一
Degree3 (except※3)
Pronounciationはやかわ せんきちろう
Another name
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