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冷泉爲紀 (初版 [明治36(1903)年4月] の情報)

位階・勲等・功級從二位
爵位・身分・家柄伯爵、舊公卿(和歌家)
職業神宮大宮司御歌所參候
性別男性
生年月日安政元年正月十一日 (1854)
親名・続柄 冷泉爲理の二男
家族母 良子 文政七年七月生伯爵柳原義光姉
妻 弘子 慶應三年五月生子爵中園實受妹
男 爲系 明治十四年八月生
記述部分(略伝)當家は藤原鎌足の後裔御堂關白道長の四男權大納言長家の後にして世々和歌の宗匠たり長家より五代京極權中納言定家百人一首及び新古今集の撰者として兒童と雖ども其の名を知る長家の孫爲相別に一家をなして冷泉と號す爲相其の兄爲氏と和歌邑の事にて爭あり爲相の母阿佛鎌倉幕府に訴へて爲相の勝に歸す此の間の消息より有名なる十六夜日記(阿佛尼著)は作られたるなり之れより十七代を經て正二位爲理に至る
君は其次男にして安政元年正月十一日京都に生る萬延元年昇殿を聽され文久二年侍從に任じ明治八年家督を相續し同十七年式部職に同二十一年御歌所參候を仰付られ同二十三年貴族院議員に當選し同三十三年神宮大宮司に任ぜられ同三十四年從二位に叙せらる
女路子(明治三年六月生)は兵庫縣平民堀井與七郞に嫁せり
住所・電話番号東京市牛込區辨天町一一
参照人物(親類)伯爵柳原義光、子爵中園實受
参照次数4
読みれいぜい ためもと
別名