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桂太郞 (初版 [明治36(1903)年4月] の情報)

位階・勲等・功級正三位、勳一等、功三級
爵位・身分・家柄伯爵、山口藩士
職業陸軍大將、内閣總理大臣
性別男性
生年月日弘化四年十一月二十八日 (1848)
親名・続柄 桂與一右衞門の長男
家族妻 かな 明治八年二月生伯爵井上馨養女
妹 こま 安政三年六月生
男 與一 明治十五年五月生
女 きよこ 明治二十一年六月生
記述部分(略伝)君は舊山口藩士桂與一右衞門の長男にして弘化四年十一月二十八日を以て生る明治戊辰の役長藩第四大隊中隊長として奧羽鎭撫總督に從ひ東北各地に奮鬪勇戰遂に平定の功を奏し御太刀料等を下賜せられ同三年獨逸に遊學し兵學の蘊奧を究め同六年歸朝す同七年一月陸軍大尉に同六月陸軍少佐に任じ同八年公使館附武官として獨、普、澳へ往復同國兵備諸般講究視察を仰付られ同十一年歸朝し陸軍中佐に任じ同十三年太政官大書記官に兼任し同十五年大佐に任じ同十六年大山陸軍卿從行仰付られ歐米へ差遣され同十八年少將に任じ同十九年陸軍次官に同二十三年中將に任じ同二十四年第三師團長に補せられ日清戰役起るや第三師團長として鴨綠江海城田庄臺等に勇戰し大に武功を海外に輝し勳功に依り功三級を賜はり子爵を授けられ同二十九年臺灣總督に同三十年陸軍大將に同三十一年陸軍大臣に任ぜられ同三十二年依願本官を免ぜられ同三十四年内閣總理大臣に任ぜられ同三十五年日英同盟の功に依りて特に伯爵を授けらる明治十六年正六位に同十三年勳三等に同二十一年勳一等に同二十九年正三位に叙せらる
家族は前記の外男三郞(明治二十二年二月生)同五郞(同二十八年二月生)同新七(同三十二年八月生)及び女壽滿子(同三十年四月生)同輝子(同二十四年八月生)あり
女しげ(明治十六年十一月生)は山口縣士族屋寺藤三に嫁せり
住所・電話番号東京市麴町區永田町二ノ一二官舍 電話新橋五四八
本邸芝區三田一ノ四六 電話新橋八〇二
参照人物(親類)伯爵井上馨
参照次数1
読みかつら たろう
別名