鳥獣による農林水産業等の被害が依然として深刻な状況にある中、長期的な捕獲等の対策強化が求められている。特に、捕獲等に関わる人材の長期的確保や、市町村による鳥獣被害対策実施隊の設置促進が必要となっている。また、捕獲した鳥獣の大半が廃棄されている現状から、食品としての利用等、有効活用の推進が課題となっている。これらの状況を踏まえ、鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止に関する施策を効果的に推進するために必要な措置を講じようとするものである。
参照した発言:
第192回国会 参議院 農林水産委員会 第3号