国際開発協会は世界銀行グループの中核機関として、アジア・アフリカなどの低所得開発途上国に対し、長期無利子の融資や贈与を行う機関である。同協会の7月から3年間の財源確保のため第15次増資を行うことが合意され、政府は開発途上国の経済成長と貧困削減に果たす同協会の役割の重要性を踏まえ、この第15次増資に係る追加出資を行うため、3,626億9,500万円を上限とする追加出資の措置を講ずることを目的として本法案を提出する。
参照した発言: 第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号