国旗及び国歌に関する法律
法令番号: 法律第127号
公布年月日: 平成11年8月13日
法令の形式: 法律

提案理由 (AIによる要約)

日長年の慣行により国旗・国歌として国民に広く定着している。政府は21世紀を迎えることを契機として、このことを踏まえ、成文法にその根拠を明確に規定する必要があるとの認識から本法律案を提出した。法案では、国旗は日章旗とし、その制式を定め、国歌は君が代とし、その歌詞及び楽曲を定めることとしている。

参照した発言:
第145回国会 衆議院 内閣委員会 第11号

審議経過

第145回国会

衆議院
(平成11年7月1日)
(平成11年7月8日)
(平成11年7月16日)
(平成11年7月21日)
(平成11年7月22日)
参議院
(平成11年7月28日)
(平成11年8月9日)
国旗及び国歌に関する法律をここに公布する。
御名御璽
平成十一年八月十三日
内閣総理大臣 小渕恵三
法律第百二十七号
国旗及び国歌に関する法律
(国旗)
第一条 国旗は、日章旗とする。
2 日章旗の制式は、別記第一のとおりとする。
(国歌)
第二条 国歌は、君が代とする。
2 君が代の歌詞及び楽曲は、別記第二のとおりとする。
附 則
(施行期日)
1 この法律は、公布の日から施行する。
(商船規則の廃止)
2 商船規則(明治三年太政官布告第五十七号)は、廃止する。
(日章旗の制式の特例)
3 日章旗の制式については、当分の間、別記第一の規定にかかわらず、寸法の割合について縦を横の十分の七とし、かつ、日章の中心の位置について旗の中心から旗 竿側に横の長さの百分の一偏した位置とすることができる。
別記第一(第一条関係)
日章旗の制式
一 寸法の割合及び日章の位置
縦   横の三分の二
日章
直径 縦の五分の三
中心 旗の中心
二 彩色
地   白色
日章  紅色
別記第二(第二条関係)
君が代の歌詞及び楽曲
一 歌詞
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
いわおとなりて
こけのむすまで
二 楽曲
内閣総理大臣 小渕恵三
運輸大臣 川崎二郎