最近の国際情勢を踏まえ、戦略的・機動的な外交の展開と対外的な危機管理のための体制整備が急務となっている。高度な判断に基づく戦略的外交や首脳レベルとの直接対話による機動的な外交を可能にし、外交上の突発的事態に対して高度なレベルでの交渉による的確かつ機動的な危機管理体制を整備することが不可欠である。このため、国家行政組織法の改正を行い、外務省に政務次官を二人置くことができるようにするものである。
参照した発言: 第142回国会 衆議院 内閣委員会 第4号