踏切事故防止と交通円滑化のため、昭和36年制定の踏切道改良促進法に基づき、立体交差化や構造改良、保安設備整備を進めてきた。5年間で改良すべき踏切道を指定する本法は、対象数が膨大なため6度の改正で期間延長されてきた。これにより踏切事故は減少傾向にあるが、平成6年度でも540件の事故と370名の死傷者が発生している。事故の重大性と改良が必要な踏切道が残されている状況を踏まえ、改良をさらに促進するため、改良措置期間を平成8年度以降5年間延長するものである。
参照した発言:
第136回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第5号