国際開発協会(第二世銀)は低所得開発途上国への緩和された条件での融資を行っているが、今般、7月以降3カ年の融資約束に充てる資金として、第8次増資で総額124億ドルの資金補充が合意された。我が国は、低所得開発途上国の社会経済開発における同協会の重要性に鑑み、その活動を積極的に支援するため、昭和62年度以降3年間にわたり追加出資を行うこととし、4,342億2,426万円を上限とする追加出資を可能とする措置を講ずるものである。なお、追加出資の3分の1は国際復興開発銀行出資シェア引き上げを条件とする。
参照した発言:
第108回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号