入場税法の一部を改正する法律
法令番号: 法律第8号
公布年月日: 昭和60年3月30日
法令の形式: 法律

改正対象法令

提案理由 (AIによる要約)

最近における入場税負担の状況に鑑み、その軽減を図るため、映画、演劇等の免税点を引き上げることを目的としている。具体的には、映画の免税点を現行の1,500円から2,000円に、演劇、演芸、音楽、スポーツまたは見せ物の免税点を現行の3,000円から5,000円に、それぞれ引き上げるものである。

参照した発言:
第102回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号

審議経過

第102回国会

衆議院
(昭和60年2月20日)
(昭和60年2月22日)
(昭和60年2月26日)
参議院
(昭和60年2月26日)
衆議院
(昭和60年3月6日)
(昭和60年3月8日)
(昭和60年3月9日)
参議院
(昭和60年3月26日)
(昭和60年3月28日)
(昭和60年3月29日)
入場税法の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和六十年三月三十日
内閣総理大臣 中曽根康弘
法律第八号
入場税法の一部を改正する法律
入場税法(昭和二十九年法律第九十六号)の一部を次のように改正する。
第五条第一号中「千五百円」を「二千円」に改め、同条第二号中「三千円」を「五千円」に改める。
附 則
1 この法律は、昭和六十年四月一日から施行する。
2 この法律の施行前に課した、又は課すべきであつた入場税については、なお従前の例による。
3 この法律の施行後に入場するために使用される入場券をこの法律の施行前に前売りしている場合において、当該前売りに係る入場料金(改正後の入場税法(以下「新法」という。)第五条第一号又は第二号の規定を適用した場合にこれらの規定に該当することとなるものに限る。)に対して改正前の入場税法(以下「旧法」という。)の規定により課された、又は課されるべき入場税額に相当する金額を払い戻したときは、当該払戻しが旧法第十三条第一項の規定に該当する場合を除き、当該払戻しを新法第十三条第一項の払戻しと、当該払戻しに係る金額を同項の規定による控除を受けるべき金額とみなして、新法の規定を適用する。
4 この法律の施行前に旧法第八条第一項又は第二項の規定により入場税の免除を受けた主催者が、この法律の施行の日以後に同条第八項の規定に該当することとなつた場合における同日前に領収した入場料金に係る入場税については、なお従前の例による。
5 この法律の施行前にした行為及びこの附則の規定により従前の例によることとされる入場税に係るこの法律の施行後にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
大蔵大臣 竹下登
内閣総理大臣 中曽根康弘