高等学校の定時制教育及び通信教育において、技能教育施設との連携教育や定時制教育と通信教育との併修、昼夜の二部制・三部制授業など、多様な教育形態が増加している。これに伴い、教科指導や生徒指導における校長及び教員の勤務形態が複雑化し、職務の困難性が増している。また、進学する生徒の能力・適性・進路等も従来と異なる様相を示すようになり、教員の職務はより困難となっている。このような実情を考慮し、定時制教育及び通信教育における教育水準の向上を図るため、校長及び教員に支給される定時制通信教育手当の支給率を引き上げる措置を講じようとするものである。
参照した発言:
第65回国会 衆議院 文教委員会 第2号