交通事故防止と円滑化のため、従来から踏切道の立体交差化や保安設備整備等の改良に努めてきた。昭和36年制定の踏切道改良促進法に基づく対策により、踏切事故は減少し成果を上げたが、近年の自動車交通量増加により事故が増加・重大化する傾向にある。同法は改良すべき踏切道の指定期限を昭和45年度末としているが、さらなる事故減少と渋滞解消のため、改良促進措置を継続する必要がある。そこで、指定期限を5カ年間延長し、踏切道整備を促進することで、交通事故防止と円滑化に寄与することを目的とする。
参照した発言:
第65回国会 衆議院 運輸委員会 第2号