交通事故防止と交通円滑化のため、従来から踏切道の立体交差化や保安設備整備等の改良に努めてきた。昭和36年制定の踏切道改良促進法に基づき、改良すべき踏切道を指定して危険な踏切道の一掃等に取り組み、踏切事故は減少傾向にある。しかし近年の自動車増加を考慮すると、踏切道の現状は未だ満足できる状態ではない。そこで、改良促進措置を継続・拡大するため、改良すべき踏切道の指定期限を5年間延長し、昭和36年11月以降に新設された踏切道も改良指定の対象に加えることを提案する。これにより今後5年間で踏切道整備を完了させ、交通事故防止と交通の円滑化を図る。
参照した発言:
第51回国会 衆議院 運輸委員会 第16号