大正11年制定の鉄道敷設法は、必要な予定鉄道線路等について定めたものだが、経済事情の変化に伴い十数次の改正を重ねてきた。最近の東京都周辺及び琵琶湖周辺の交通事情の変化を受け、鉄道建設審議会は昨年6月に3路線の起終点変更、12月に1路線追加の建議を行った。政府はこれらの答申・建議に基づき、必要な鉄道交通網を整備し輸送需要を充足することで経済発展に貢献するため、別表への1路線追加と3路線の起終点変更を内容とする改正案を提出するものである。
参照した発言:
第48回国会 参議院 運輸委員会 第2号