臨時行政調査会は、行政の改善と国民への奉仕向上を目的として、行政制度及び行政運営の改善に関する基本的事項を調査審議するため、昭和三十六年十一月に総理府の附属機関として設置された。しかし、行政制度及び行政運営は複雑多岐にわたり、調査審議対象事項が広範であることから、現行の存続期限である本年三月三十一日までには審議を完了することが困難となった。そのため、調査会の意向も踏まえ、存続期限を本年九月末日まで六カ月延長し、審議事項すべてについて十分な検討を行い、調査会設置の趣旨を全うすることを目的として本法律案を提出するものである。
参照した発言:
第46回国会 参議院 内閣委員会 第3号