鉄道敷設法は日本国有鉄道の予定鉄道線路と敷設許可手続を定めた法律だが、大正11年の制定以来、経済事情の変化に応じて別表を数次改正してきた。近年の産業経済の急激な発展を踏まえ、鉄道建設審議会で検討した結果、本年5月12日に9線路を敷設法別表に追加する建議を受けた。政府は、日本国有鉄道の鉄道網整備により産業資源の開発と経済交流を促進し、国の経済発展に貢献するため、この9線路を別表に追加する改正案を提出するものである。
参照した発言: 第38回国会 衆議院 運輸委員会 第31号