原子力の研究開発及び利用に関する国の施策を計画的に遂行し、原子力行政の民主的運営を図るため、昭和31年に原子力委員会が設置された。その後、原子炉開発研究、核燃料物質開発、アイソトープ利用などの分野で著しい発展を遂げ、将来の利用に向けた試験研究も範囲を拡大し内容を高度化している。これに伴い、原子力利用に関する企画、審議、決定を行う原子力委員会の所掌事務も増大し重要性を増している。そのため、現在の委員長及び委員4人の体制から委員を2名増員し、機能の強化と充実を図ることを目的とする。
参照した発言:
第34回国会 参議院 内閣委員会 第3号