糸価安定特別会計において昭和三十三年産の生糸及び繭を買い入れるための経費の支払財源の一部に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律
法令番号: 法律第62号
公布年月日: 昭和34年3月30日
法令の形式: 法律

提案理由 (AIによる要約)

政府は、最近の繭及び生糸の需給事情を踏まえ、蚕糸業の長期的安定のため価格安定制度を検討中である。当面の措置として、糸価安定特別会計の円滑な運営を目的に、同会計において繭糸価格安定法または繭糸価格の安定に関する臨時措置法の規定により昭和33年産の生糸及び繭を買い入れるための経費の支払財源の一部として、昭和34年度に一般会計から20億円を限度に繰り入れることができることとした。なお、この金額は後日一般会計へ繰り戻す建前としている。

参照した発言:
第31回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号

審議経過

第31回国会

衆議院
(昭和34年2月3日)
参議院
(昭和34年2月6日)
衆議院
(昭和34年3月4日)
(昭和34年3月6日)
参議院
(昭和34年3月13日)
(昭和34年3月24日)
(昭和34年3月25日)
衆議院
(昭和34年5月2日)
参議院
(昭和34年5月2日)
糸価安定特別会計において昭和三十三年産の生糸及び繭を買い入れるための経費の支払財源の一部に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和三十四年三月三十日
内閣総理大臣 岸信介
法律第六十二号
糸価安定特別会計において昭和三十三年産の生糸及び繭を買い入れるための経費の支払財源の一部に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律
1 政府は、糸価安定特別会計において、繭糸価格安定法(昭和二十六年法律第三百十号)又は繭糸価格の安定に関する臨時措置法(昭和三十三年法律第百六十七号)の規定により昭和三十三年産の生糸及び繭を買い入れるための経費の支払の財源の一部に充てるため、昭和三十四年度において、一般会計から、二十億円を限り、この会計に繰り入れることができる。
2 政府は、前項の規定による繰入金については、後日、この会計から、当該繰入金に相当する金額に達するまでの金額を、予算の定めるところにより、一般会計に繰り入れなければならない。
附 則
この法律は、公布の日から施行する。
大蔵大臣 佐藤榮作
農林大臣 三浦一雄
内閣総理大臣 岸信介
糸価安定特別会計において昭和三十三年産の生糸及び繭を買い入れるための経費の支払財源の一部に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和三十四年三月三十日
内閣総理大臣 岸信介
法律第六十二号
糸価安定特別会計において昭和三十三年産の生糸及び繭を買い入れるための経費の支払財源の一部に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律
1 政府は、糸価安定特別会計において、繭糸価格安定法(昭和二十六年法律第三百十号)又は繭糸価格の安定に関する臨時措置法(昭和三十三年法律第百六十七号)の規定により昭和三十三年産の生糸及び繭を買い入れるための経費の支払の財源の一部に充てるため、昭和三十四年度において、一般会計から、二十億円を限り、この会計に繰り入れることができる。
2 政府は、前項の規定による繰入金については、後日、この会計から、当該繰入金に相当する金額に達するまでの金額を、予算の定めるところにより、一般会計に繰り入れなければならない。
附 則
この法律は、公布の日から施行する。
大蔵大臣 佐藤栄作
農林大臣 三浦一雄
内閣総理大臣 岸信介