政府は繭糸価格安定に関する臨時措置法に基づき、日本輸出生糸保管株式会社を通じて生糸・乾繭の買入れを行い価格安定に努めてきたが、需給事情は好転していない。そこで、生産者団体が夏秋蚕繭約300万貫の市場からのたな上げを計画しており、その円滑な実施のため、たな上げした繭の保管会社買入価格を特別価格とすることを可能にする必要が生じた。また、政府による生糸・乾繭買入れの限度額を50億円増額し200億円とする。
参照した発言: 第31回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号