外務省機構改革のため、二つの改正を行うものである。第一に、外務省本省の欧米局を廃止し、アメリカ局及び欧亜局を新設する。これは、国連加盟や東欧諸国との国交回復など、外交活動が質的・量的に拡大する中、従来の一局体制では対応が困難になったためである。第二に、在ジュネーヴ国際機関日本政府代表部を設置する。ジュネーヴには国連欧州事務局をはじめ多くの国際機関が存在し、国際会議も頻繁に開催されており、国連加盟に伴い関連事務の増大が予想されるためである。
参照した発言:
第26回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
アメリカ局 |
欧亜局 |