漁船再保険特別会計における給与保険の再保険事業について生じた損失をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律
法令番号: 法律第24号
公布年月日: 昭和31年3月23日
法令の形式: 法律

提案理由 (AIによる要約)

漁船乗組員給与保険法に基づく給与保険において、昭和29年度に保険事故が異常発生し、一般会計から繰入れを行ったものの約200万円の損失が残った。さらに昭和30年度も保険事故が異常発生し、昭和30年4月1日から翌年2月末までの間に約6,150万円の損失が見込まれることとなった。これらの損失を埋めるため、昭和30年度において一般会計から6,350万円を限度として給与保険勘定に繰り入れることができるようにしようとするものである。

参照した発言:
第24回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号

審議経過

第24回国会

衆議院
(昭和31年2月14日)
参議院
(昭和31年2月16日)
衆議院
(昭和31年2月21日)
(昭和31年2月23日)
(昭和31年3月6日)
(昭和31年3月8日)
(昭和31年3月9日)
参議院
(昭和31年3月13日)
(昭和31年3月15日)
(昭和31年3月16日)
(昭和31年3月28日)
衆議院
(昭和31年6月3日)
漁船再保険特別会計における給与保険の再保険事業について生じた損失をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和三十一年三月二十三日
内閣総理大臣 鳩山一郎
法律第二十四号
漁船再保険特別会計における給与保険の再保険事業について生じた損失をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律
政府は、漁船乗組員給与保険法(昭和二十七年法律第二百十二号)第三条の給与保険の再保険事業について昭和二十九年度及び昭和三十年度における保険事故の異常な発生により生じた損失をうめるため、昭和三十年度において、一般会計から、六千三百五十万円を限り、漁船再保険特別会計の給与保険勘定に繰り入れることができる。
附 則
この法律は、公布の日から施行する。
大蔵大臣 一万田尚登
農林大臣 河野一郎
内閣総理大臣 鳩山一郎