伊東市は1950年に国際観光温泉文化都市として指定され、年間160万人以上の観光客が訪れる世界的な観光都市となっている。しかし近年、市内での鉱物採掘の出願が頻発しており、探鉱事業が実施されれば温泉の湧出が止まり、観光都市が壊滅する恐れがある。温泉観光都市による外貨獲得は鉱物採掘の何倍もの価値があることから、市民が安心して観光都市建設に邁進できるよう、市域内における鉱物採掘や土石採取など、観光温泉資源の保護に著しい影響を及ぼす恐れのある行為を禁止・制限できる法的根拠を与えるため、法改正を行うものである。なお、通常生ずべき損害については補償する。
参照した発言:
第13回国会 衆議院 建設委員会 第36号