(行政諸法台湾施行令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第七百六十五號
公布年月日: 昭和18年10月6日
法令の形式: 勅令
朕行政諸法臺灣施行令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年十月五日
內閣總理大臣　東條英機
內務大臣　安藤紀三郞
勅令第七百六十五號
行政諸法臺灣施行令中左ノ通改正ス
第一條中「藥劑師法但シ同法第十三條乃至第十五條及第十六條第四項ノ規定ヲ除ク」ヲ削リ「花柳病豫防法但シ第七條及第八條ノ規定ヲ除ク」ヲ「花柳病豫防法」ニ改メ「鑛業抵當法」ノ次ニ「藥事法但シ第二十五條ノ規定ヲ除ク」ヲ加フ
第二十五條　削除
第二十六條　削除
第二十七條　削除
第五十五條　藥事法中厚生省トアルハ臺灣總督府、日本藥劑師會トアルハ臺灣藥劑師會、道府縣藥劑師會トアルハ州廳藥劑師會トシ同法第四十一條第十一號中業務停止中トアルハ業務ノ禁止又ハ停止中トス
第五十六條　厚生大臣ノ藥劑師免許ヲ受ケタル者ハ藥事法第三條ノ規定ニ拘ラズ藥劑師タルコトヲ得
第五十七條　前條ノ規定ニ依リ藥劑師タル者藥事法第四條各號ノ一ニ該當スルトキハ臺灣總督ハ其ノ業務ヲ禁止スベシ
前條ノ規定ニ依リ藥劑師タル者藥事法第五條各號ノ一ニ該當シ又ハ藥劑師タルノ品位ヲ損スルノ行爲アリタルトキハ臺灣總督ハ其ノ業務ヲ禁止シ又ハ期間ヲ定メテ停止スルコトヲ得其ノ事業務ノ開始前ニ係ル場合亦同ジ
前二項ニ規定スル處分ヲ受ケタル者ト雖モ藥事法第四條第二號ノ原因止ミタルトキ又ハ改悛ノ情顯著ナルトキハ臺灣總督ハ其ノ禁止又ハ停止ヲ解クコトヲ得
第五十八條　臺灣總督ノ指定スル廳ニ在リテハ藥事法第十條ノ規定ハ之ヲ適用セズ
附　則
本令ハ昭和十八年十一月一日ヨリ之ヲ施行ス
朕行政諸法台湾施行令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年十月五日
内閣総理大臣　東条英機
内務大臣　安藤紀三郎
勅令第七百六十五号
行政諸法台湾施行令中左ノ通改正ス
第一条中「薬剤師法但シ同法第十三条乃至第十五条及第十六条第四項ノ規定ヲ除ク」ヲ削リ「花柳病予防法但シ第七条及第八条ノ規定ヲ除ク」ヲ「花柳病予防法」ニ改メ「鉱業抵当法」ノ次ニ「薬事法但シ第二十五条ノ規定ヲ除ク」ヲ加フ
第二十五条　削除
第二十六条　削除
第二十七条　削除
第五十五条　薬事法中厚生省トアルハ台湾総督府、日本薬剤師会トアルハ台湾薬剤師会、道府県薬剤師会トアルハ州庁薬剤師会トシ同法第四十一条第十一号中業務停止中トアルハ業務ノ禁止又ハ停止中トス
第五十六条　厚生大臣ノ薬剤師免許ヲ受ケタル者ハ薬事法第三条ノ規定ニ拘ラズ薬剤師タルコトヲ得
第五十七条　前条ノ規定ニ依リ薬剤師タル者薬事法第四条各号ノ一ニ該当スルトキハ台湾総督ハ其ノ業務ヲ禁止スベシ
前条ノ規定ニ依リ薬剤師タル者薬事法第五条各号ノ一ニ該当シ又ハ薬剤師タルノ品位ヲ損スルノ行為アリタルトキハ台湾総督ハ其ノ業務ヲ禁止シ又ハ期間ヲ定メテ停止スルコトヲ得其ノ事業務ノ開始前ニ係ル場合亦同ジ
前二項ニ規定スル処分ヲ受ケタル者ト雖モ薬事法第四条第二号ノ原因止ミタルトキ又ハ改悛ノ情顕著ナルトキハ台湾総督ハ其ノ禁止又ハ停止ヲ解クコトヲ得
第五十八条　台湾総督ノ指定スル庁ニ在リテハ薬事法第十条ノ規定ハ之ヲ適用セズ
附　則
本令ハ昭和十八年十一月一日ヨリ之ヲ施行ス