北海道鉄道株式会社外十一会社が経営する地方鉄道は、幹線輸送網の整備増強、海陸連絡施設の整備拡充、軍事上の必要性から重要な路線である。政府は戦時陸運非常体制確立のため、これらを国営化することを決定し、昭和18年度での買収を計画した。買収に際して交付する公債の発行が必要となるため、その発行に関する法律案を提出するものである。
参照した発言: 第81回帝国議会 衆議院 本会議 第6号