国内外の緊迫した情勢下において、地方議会議員の選挙実施は不必要な摩擦や競争を引き起こす恐れがある。また、国防国家体制の整備に全力を注ぐべき時期に、選挙によって国民の注意が分散することは望ましくない。そのため、府県会議員、市町村会議員等の任期を1年間延長し、この間の選挙実施を見送ることとする。ただし、再選挙や補欠選挙については、その規模や競争の程度が総選挙に比べて小さいため、実施を停止しないこととする。
参照した発言: 第76回帝国議会 衆議院 本会議 第10号