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(軍用ノ航空機ニ乗シ航空演習ニ従事スル者ニ一時賜金ヲ給与スルノ件中改正ノ件)
法令番号: 勅令第五百六十七號
公布年月日: 昭和15年9月11日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
(軍用ノ航空機ニ乗シ航空演習ニ従事スル者ニ一時賜金ヲ給与スルノ件)
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕大正二年勅令第九號軍用ノ航空機ニ乘ジ航空演習ニ從事スル者ニ一時賜金ヲ給與スルノ件中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十五年九月十日
內閣總理大臣 公爵 近衞文麿
陸軍大臣 東條英機
海軍大臣 及川古志郞
勅令第五百六十七號
大正二年勅令第九號中左ノ通改正ス
第一條
軍用ノ航空機ニ乘シ航空演習ニ從事スル者自己ノ重大ナル過失ニ因ルニ非スシテ演習中之カ爲死亡シ又ハ傷痍ヲ受ケ該傷痍ノ爲其ノ受傷ノ日ヨリ三年以內ニ死亡シ若ハ不具癈疾ト爲リタルトキハ別表ノ一時賜金ヲ給ス但シ不具癈疾者一時賜金ヲ受ケタル後該傷痍ノ爲其ノ受傷ノ日ヨリ三年以內ニ死亡シタル場合ニ於テハ其ノ受ケタル金額ト別表ノ死亡者一時賜金トノ差額ニ相當スル金額ヲ死亡者一時賜金トシテ給ス
第二條第二項ヲ左ノ如ク改ム
前項ノ遺族トハ妻、子、父、母、孫、祖父、祖母、兄弟及姉妹ニシテ本人死亡當時ヨリ引續キ之ト同一戶籍內ニ在ル者ヲ謂フ本人ノ死亡後二年以內ニ昭和十五年法律第四號(委託又ハ郵便ニ依ル戶籍屆出ニ關スル法律)ノ適用ヲ受ケ本人死亡ノ當時ヨリ引續キ之ト同一戶籍內ニ在ル妻、子、父、母、孫、祖父、祖母、兄弟又ハ姉妹ト爲ルニ至リタル者ニ付亦同シ
本人死亡ノ當時胎兒タル子出生シタルトキハ前項ノ規定ノ適用ニ付テハ本人死亡ノ當時之ト同一戶籍內ニ在リタルモノト看做ス
第四條中「實家」ノ下ニ「又ハ本家」ヲ、「別表金額」ノ下ニ「(第一條但書ノ場合ニ在リテハ同條ニ規定スル差額)」ヲ加フ
第四條ノ二
第二條第二項後段ニ規定スル者ニ對シテハ旣ニ一時賜金ヲ受ケタル者アルトキハ同種ノ一時賜金ハ之ヲ給セス但シ前條ノ規定ニ依リ一時賜金ヲ受ケタル者アルトキハ其ノ金額ト別表金額(第一條但書ノ場合ニ在リテハ同條ニ規定スル差額)トノ差額ヲ給スルコトヲ得
第五條ニ左ノ一項ヲ加フ
前項ニ規定スル期間ハ第二條第二項後段ニ規定スル者ニ付テハ委託ニ依ル戶籍屆出ノ場合ニ在リテハ確認ノ裁判ノ日、郵便ニ依ル戶籍屆出ノ場合ニ在リテハ屆出受理ノ日ヨリ之ヲ起算ス
第六條中「軍人又ハ文官」ヲ「恩給法ニ規定スル公務員又ハ之ニ準スヘキ者」ニ改ム
第七條
一時賜金ハ雇員扶助令又ハ傭人扶助令ノ適用ヲ受クヘキ者ニハ之ヲ給セス但シ死亡者一時賜金ノ額カ雇員扶助令別表若ハ傭人扶助令別表ニ規定スル遺族扶助料及葬祭料ノ合計額ヨリ多キトキ又ハ不具癈疾者一時賜金ノ額カ雇員扶助令別表若ハ傭人扶助令別表ニ規定スル障害扶助料ノ額ヨリ多キトキハ其ノ差額ニ相當スル金額ヲ死亡者一時賜金又ハ不具癈疾者一時賜金トシテ給ス
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
第二條第二項ノ改正規定中本人ノ死亡後二年以內ニトアルハ昭和十五年法律第四號附則第二項ノ場合ニ在リテハ昭和十五年四月一日以後二年以內ニ確認ノ裁判アリトシ本人ガ本令施行前ニ死亡シタル者ナル場合ニ在リテハ本令施行ノ日ヨリ起算シ二年以內ニトス左ニ揭グル勅令ニ於テ大正二年勅令第九號第二條ノ規定ヲ準用スル場合ニ付亦同ジ
大正二年勅令第十一號
航空勤務者保護賜金令
潛水艦勤務者保護賜金令
昭和二年勅令第五十七號
昭和二年勅令第百六十四號
陸軍部內國境蕃地警備從事者一時賜金令
陸海軍諸生徒死傷手當金給與令
昭和十一年勅令第四百六十七號
昭和十二年勅令第三百十二號
朕大正二年勅令第九号軍用ノ航空機ニ乗ジ航空演習ニ従事スル者ニ一時賜金ヲ給与スルノ件中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十五年九月十日
内閣総理大臣 公爵 近衛文麿
陸軍大臣 東条英機
海軍大臣 及川古志郎
勅令第五百六十七号
大正二年勅令第九号中左ノ通改正ス
第一条
軍用ノ航空機ニ乗シ航空演習ニ従事スル者自己ノ重大ナル過失ニ因ルニ非スシテ演習中之カ為死亡シ又ハ傷痍ヲ受ケ該傷痍ノ為其ノ受傷ノ日ヨリ三年以内ニ死亡シ若ハ不具廃疾ト為リタルトキハ別表ノ一時賜金ヲ給ス但シ不具廃疾者一時賜金ヲ受ケタル後該傷痍ノ為其ノ受傷ノ日ヨリ三年以内ニ死亡シタル場合ニ於テハ其ノ受ケタル金額ト別表ノ死亡者一時賜金トノ差額ニ相当スル金額ヲ死亡者一時賜金トシテ給ス
第二条第二項ヲ左ノ如ク改ム
前項ノ遺族トハ妻、子、父、母、孫、祖父、祖母、兄弟及姉妹ニシテ本人死亡当時ヨリ引続キ之ト同一戸籍内ニ在ル者ヲ謂フ本人ノ死亡後二年以内ニ昭和十五年法律第四号(委託又ハ郵便ニ依ル戸籍届出ニ関スル法律)ノ適用ヲ受ケ本人死亡ノ当時ヨリ引続キ之ト同一戸籍内ニ在ル妻、子、父、母、孫、祖父、祖母、兄弟又ハ姉妹ト為ルニ至リタル者ニ付亦同シ
本人死亡ノ当時胎児タル子出生シタルトキハ前項ノ規定ノ適用ニ付テハ本人死亡ノ当時之ト同一戸籍内ニ在リタルモノト看做ス
第四条中「実家」ノ下ニ「又ハ本家」ヲ、「別表金額」ノ下ニ「(第一条但書ノ場合ニ在リテハ同条ニ規定スル差額)」ヲ加フ
第四条ノ二
第二条第二項後段ニ規定スル者ニ対シテハ既ニ一時賜金ヲ受ケタル者アルトキハ同種ノ一時賜金ハ之ヲ給セス但シ前条ノ規定ニ依リ一時賜金ヲ受ケタル者アルトキハ其ノ金額ト別表金額(第一条但書ノ場合ニ在リテハ同条ニ規定スル差額)トノ差額ヲ給スルコトヲ得
第五条ニ左ノ一項ヲ加フ
前項ニ規定スル期間ハ第二条第二項後段ニ規定スル者ニ付テハ委託ニ依ル戸籍届出ノ場合ニ在リテハ確認ノ裁判ノ日、郵便ニ依ル戸籍届出ノ場合ニ在リテハ届出受理ノ日ヨリ之ヲ起算ス
第六条中「軍人又ハ文官」ヲ「恩給法ニ規定スル公務員又ハ之ニ準スヘキ者」ニ改ム
第七条
一時賜金ハ雇員扶助令又ハ傭人扶助令ノ適用ヲ受クヘキ者ニハ之ヲ給セス但シ死亡者一時賜金ノ額カ雇員扶助令別表若ハ傭人扶助令別表ニ規定スル遺族扶助料及葬祭料ノ合計額ヨリ多キトキ又ハ不具廃疾者一時賜金ノ額カ雇員扶助令別表若ハ傭人扶助令別表ニ規定スル障害扶助料ノ額ヨリ多キトキハ其ノ差額ニ相当スル金額ヲ死亡者一時賜金又ハ不具廃疾者一時賜金トシテ給ス
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
第二条第二項ノ改正規定中本人ノ死亡後二年以内ニトアルハ昭和十五年法律第四号附則第二項ノ場合ニ在リテハ昭和十五年四月一日以後二年以内ニ確認ノ裁判アリトシ本人ガ本令施行前ニ死亡シタル者ナル場合ニ在リテハ本令施行ノ日ヨリ起算シ二年以内ニトス左ニ掲グル勅令ニ於テ大正二年勅令第九号第二条ノ規定ヲ準用スル場合ニ付亦同ジ
大正二年勅令第十一号
航空勤務者保護賜金令
潜水艦勤務者保護賜金令
昭和二年勅令第五十七号
昭和二年勅令第百六十四号
陸軍部内国境蕃地警備従事者一時賜金令
陸海軍諸生徒死傷手当金給与令
昭和十一年勅令第四百六十七号
昭和十二年勅令第三百十二号
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