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(市制中改正法律)
法令番号: 法律第六十三號
公布年月日: 昭和15年3月29日
法令の形式: 法律
被改正法
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改正:
市制
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル市制中改正法律ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十五年三月二十九日
內閣總理大臣 米內光政
內務大臣 伯爵 兒玉秀雄
法律第六十三號
市制中左ノ通改正ス
第四十二條第五號及第八十七條第二項第五號中「市稅」ノ下ニ「、分擔金」ヲ加フ
第百十六條第二項ヲ削ル
第百十七條
市ハ其ノ支出ニ充ツル爲市稅、分擔金及夫役現品ヲ賦課徵收スルコトヲ得
市稅及其ノ賦課徵收ニ關シテハ地方稅法ノ定ムル所ニ依ル
第百十八條乃至第百二十一條
削除
第百二十一條ノ二ヲ削ル
第百二十二條
分擔金ハ勅令ノ定ムル所ニ依リ數人若ハ市ノ一部ヲ利スル財產若ハ營造物又ハ數人若ハ市ノ一部ニ對シ利益アル事件ニ關シ特ニ利益ヲ受クル者ヨリ之ヲ徵收ス
第百二十三條
削除
第百二十四條ヲ削リ第百二十五條ヲ第百二十四條トス
第百二十五條
數人若ハ市ノ一部ヲ利スル財產若ハ營造物又ハ數人若ハ市ノ一部ニ對シ利益アル事件ニ關シテハ市ハ夫役現品ニ付不均一ノ賦課ヲ爲シ又ハ數人若ハ市ノ一部ニ對シテ其ノ賦課ヲ爲スコトヲ得
第百二十七條及第百二十八條
削除
第百二十九條第一項中「手數料及特別稅」ヲ「、手數料及分擔金」ニ改メ同條第二項中「使用料」ノ下ニ「、手數料又ハ分擔金」ヲ加ヘ「三倍」ヲ「五倍」ニ、「五圓」ヲ「十圓」ニ改メ「又ハ市稅ヲ逋脫シ」及「又ハ逋脫シ」ヲ削リ同條第三項中「市稅ノ賦課徵收」ヲ「分擔金ノ徵收」ニ、「五圓」ヲ「二十圓」ニ改ム
第百三十條第一項ヲ左ノ如ク改メ同條第三項中「第五項」ヲ「第四項」ニ、同條第五項中「前二項」ヲ「前項」ニ、同條第六項中「前三項」ヲ「前二項」ニ改メ同條第四項ヲ削ル
使用料、手數料、加入金若ハ分擔金ノ徵收又ハ夫役現品ノ賦課ヲ受ケタル者其ノ徵收又ハ賦課ニ付違法又ハ錯誤アリト認ムルトキハ其ノ吿知ヲ受ケタル日ヨリ三十日以內ニ市長ニ異議ノ申立ヲ爲スコトヲ得
第百三十一條第一項中「加入金、」ノ下ニ「分擔金、」ヲ加ヘ「市稅、」ヲ削リ同條ニ左ノ一項ヲ加フ
第四項ノ處分ハ其ノ市ノ區域外ニ於テモ亦之ヲ爲スコトヲ得
第百五十五條第二項中「三月」ヲ「三十日」ニ改ム
第百六十七條中「、第六號及第十一號」ヲ「及第九號」ニ、同條第八號中「第百二十四條」ヲ「第百二十五條」ニ、同條第九號中「第百二十五條」ヲ「第百二十四條」ニ改メ同條中第五號ヲ左ノ如ク改メ第六號及第七號ヲ削リ第九號ヲ第六號、第八號ヲ第七號、第十號ヲ第八號、第十一號ヲ第九號トス
五
分擔金ヲ新設シ又ハ變更スルコト
附 則
本法ハ昭和十五年四月一日ヨリ之ヲ施行ス但シ昭和十四年度分以前ノ市稅、夫役現品及市町村組合費竝ニ昭和十五年三月三十一日以前ニ徵收ノ吿知アリタル使用料、手數料及加入金ニ關シテハ仍從前ノ規定ニ依ル此ノ場合ニ於テ地方稅法ニ別段ノ規定アルモノニ付テハ其ノ規定ニ依ル
朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル市制中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十五年三月二十九日
内閣総理大臣 米内光政
内務大臣 伯爵 児玉秀雄
法律第六十三号
市制中左ノ通改正ス
第四十二条第五号及第八十七条第二項第五号中「市税」ノ下ニ「、分担金」ヲ加フ
第百十六条第二項ヲ削ル
第百十七条
市ハ其ノ支出ニ充ツル為市税、分担金及夫役現品ヲ賦課徴収スルコトヲ得
市税及其ノ賦課徴収ニ関シテハ地方税法ノ定ムル所ニ依ル
第百十八条乃至第百二十一条
削除
第百二十一条ノ二ヲ削ル
第百二十二条
分担金ハ勅令ノ定ムル所ニ依リ数人若ハ市ノ一部ヲ利スル財産若ハ営造物又ハ数人若ハ市ノ一部ニ対シ利益アル事件ニ関シ特ニ利益ヲ受クル者ヨリ之ヲ徴収ス
第百二十三条
削除
第百二十四条ヲ削リ第百二十五条ヲ第百二十四条トス
第百二十五条
数人若ハ市ノ一部ヲ利スル財産若ハ営造物又ハ数人若ハ市ノ一部ニ対シ利益アル事件ニ関シテハ市ハ夫役現品ニ付不均一ノ賦課ヲ為シ又ハ数人若ハ市ノ一部ニ対シテ其ノ賦課ヲ為スコトヲ得
第百二十七条及第百二十八条
削除
第百二十九条第一項中「手数料及特別税」ヲ「、手数料及分担金」ニ改メ同条第二項中「使用料」ノ下ニ「、手数料又ハ分担金」ヲ加ヘ「三倍」ヲ「五倍」ニ、「五円」ヲ「十円」ニ改メ「又ハ市税ヲ逋脱シ」及「又ハ逋脱シ」ヲ削リ同条第三項中「市税ノ賦課徴収」ヲ「分担金ノ徴収」ニ、「五円」ヲ「二十円」ニ改ム
第百三十条第一項ヲ左ノ如ク改メ同条第三項中「第五項」ヲ「第四項」ニ、同条第五項中「前二項」ヲ「前項」ニ、同条第六項中「前三項」ヲ「前二項」ニ改メ同条第四項ヲ削ル
使用料、手数料、加入金若ハ分担金ノ徴収又ハ夫役現品ノ賦課ヲ受ケタル者其ノ徴収又ハ賦課ニ付違法又ハ錯誤アリト認ムルトキハ其ノ告知ヲ受ケタル日ヨリ三十日以内ニ市長ニ異議ノ申立ヲ為スコトヲ得
第百三十一条第一項中「加入金、」ノ下ニ「分担金、」ヲ加ヘ「市税、」ヲ削リ同条ニ左ノ一項ヲ加フ
第四項ノ処分ハ其ノ市ノ区域外ニ於テモ亦之ヲ為スコトヲ得
第百五十五条第二項中「三月」ヲ「三十日」ニ改ム
第百六十七条中「、第六号及第十一号」ヲ「及第九号」ニ、同条第八号中「第百二十四条」ヲ「第百二十五条」ニ、同条第九号中「第百二十五条」ヲ「第百二十四条」ニ改メ同条中第五号ヲ左ノ如ク改メ第六号及第七号ヲ削リ第九号ヲ第六号、第八号ヲ第七号、第十号ヲ第八号、第十一号ヲ第九号トス
五
分担金ヲ新設シ又ハ変更スルコト
附 則
本法ハ昭和十五年四月一日ヨリ之ヲ施行ス但シ昭和十四年度分以前ノ市税、夫役現品及市町村組合費並ニ昭和十五年三月三十一日以前ニ徴収ノ告知アリタル使用料、手数料及加入金ニ関シテハ仍従前ノ規定ニ依ル此ノ場合ニ於テ地方税法ニ別段ノ規定アルモノニ付テハ其ノ規定ニ依ル
本文
詳細・沿革