昭和9年度一般会計の歳入不足補填のため、既に2回にわたり公債発行に関する法律案を今期帝国議会に提出し、総予算に伴うものは協賛を得て、他は審議中である。今回、歳入歳出総予算追加第二号に計上した経費の財源についても、その大部分を公債に依存せざるを得ないため、本法律案を提出した。なお、先の歳入補填公債のうち総予算に伴うものは協賛を得たが未公布であり、他は審議中であることから、別の法律案として提出することとした。
参照した発言: 第65回帝国議会 衆議院 本会議 第25号