福岡県の矢部川から柳河に至る柳河軌道株式会社の路線と並行して、鉄道省の省線が1923年9月24日に開通した。その結果、柳河軌道株式会社の営業状態が著しく悪化し、わずか150日間で収入が64%減少して無配当となった。地方鉄道法及び軌道法に基づき、政府は柳河軌道株式会社に対して補償を行う必要があり、その補償のために公債を発行することを目的とする。
参照した発言: 第62回帝国議会 衆議院 本会議 第4号