現行の兌換銀行券条例では保証発行限度が1億2千万円と定められているが、この限度では産業の正当な取引に必要な通貨を円滑に供給できない。また正貨保有高が著しく減少している状況を考慮し、保証発行限度を10億円に拡張する必要がある。通常の通貨需要量は約12億円だが、将来の需要増大も見込まれる。また月末季末の一時的決済資金需要による通貨増発は通常15億円以内に収まるため、特に抑制の必要はないが、16日以降も制限外発行を継続する場合は大蔵大臣の許可制とし、適当な税率で課税することで通貨供給の適正化を図る。
参照した発言:
第62回帝国議会 衆議院 本会議 第4号