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本データベースについて
(在外指定学校職員ノ名称待遇及任用解職ニ関スル件中改正ノ件)
法令番号: 勅令第二百十四號
公布年月日: 昭和5年11月5日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
(在外指定学校職員令)
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕明治三十八年勅令第二百三十號在外指定學校職員ノ名稱待遇及任用解職ニ關スル件中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和五年十一月四日
內閣總理大臣 濱口雄幸
外務大臣 男爵 幣原喜重郞
拓務大臣 松田源治
文部大臣 田中隆三
勅令第二百十四號
明治三十八年勅令第二百三十號中左ノ通改正ス
本令ニ左ノ題名ヲ附ス
在外指定學校職員令
第二條
前條第一項ノ學校ノ學校長及訓導ハ判任文官ト同一ノ待遇トス但シ學校長ニシテ十五年以上前條第一項ノ學校ノ學校長又ハ訓導ノ職ニ在リ現ニ本俸月額百圓以上ヲ受ケ功勞著シキ者ハ南滿洲鐵道附屬地及其ノ他ノ地各三人ヲ限リ特ニ奏任文官ト同一ノ待遇ヲ受ケシムルコトヲ得
前項但書ノ規定ノ適用ニ關シテハ南滿洲鐵道附屬地ニ於ケル學校ノ學校長ニ付テハ關東州小學校訓導、關東州公學堂敎諭又ハ旅順師範學堂訓導ノ在職年數ハ之ヲ通算シ其ノ他ノ地ニ於ケル學校ノ學校長ニ付テハ內地ニ於ケル市町村立小學校又ハ道廳府縣立師範學校ノ訓導ノ在職年數ハ五年迄ヲ限リ(在職年數五年ヲ超ユルトキハ五年トス)之ヲ通算ス
第二條ノ二
第一條第二項ノ學校中中學校、高等女學校若ハ實業學校ノ學科ヲ授クル學校(實科高等女學校、女子實業學校又ハ實業補習學校ノ學科ヲ授クル學校ヲ除ク)又ハ之ト同等以上ノ學校ノ學校長ハ奏任文官ト同一ノ待遇トス
第一條第一項及前項ニ規定スルモノ以外ノ在外指定學校ノ學校長及第一條第二項ノ學校ノ敎諭ハ奏任文官又ハ判任文官ト同一ノ待遇トス
第一條第二項ノ學校ノ助敎諭、舍監及書記ハ判任文官ト同一ノ待遇トス
第二條ノ三
第一條第二項ノ學校ノ敎諭ニシテ奏任文官ト同一ノ待遇ト爲スコトヲ得ル者ノ員數ハ學級數五學級以下ノ學校ニ在リテハ三人以內トシ以上三學級ヲ增ス每ニ一人ヲ加フルコトヲ得但シ三學級以下ノ學校ニ在リテハ二人ヲ超ユルコトヲ得ス
學校長ヨリ兼任スル敎諭ハ前項ノ定員ノ外トス
第六條ニ左ノ但書ヲ加フ
但シ奏任文官ト同一ノ待遇ヲ受クル職員ノ任免ノ奏薦ハ拓務大臣ニ由ルヘシ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
朕明治三十八年勅令第二百三十号在外指定学校職員ノ名称待遇及任用解職ニ関スル件中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和五年十一月四日
内閣総理大臣 浜口雄幸
外務大臣 男爵 幣原喜重郎
拓務大臣 松田源治
文部大臣 田中隆三
勅令第二百十四号
明治三十八年勅令第二百三十号中左ノ通改正ス
本令ニ左ノ題名ヲ附ス
在外指定学校職員令
第二条
前条第一項ノ学校ノ学校長及訓導ハ判任文官ト同一ノ待遇トス但シ学校長ニシテ十五年以上前条第一項ノ学校ノ学校長又ハ訓導ノ職ニ在リ現ニ本俸月額百円以上ヲ受ケ功労著シキ者ハ南満洲鉄道附属地及其ノ他ノ地各三人ヲ限リ特ニ奏任文官ト同一ノ待遇ヲ受ケシムルコトヲ得
前項但書ノ規定ノ適用ニ関シテハ南満洲鉄道附属地ニ於ケル学校ノ学校長ニ付テハ関東州小学校訓導、関東州公学堂教諭又ハ旅順師範学堂訓導ノ在職年数ハ之ヲ通算シ其ノ他ノ地ニ於ケル学校ノ学校長ニ付テハ内地ニ於ケル市町村立小学校又ハ道庁府県立師範学校ノ訓導ノ在職年数ハ五年迄ヲ限リ(在職年数五年ヲ超ユルトキハ五年トス)之ヲ通算ス
第二条ノ二
第一条第二項ノ学校中中学校、高等女学校若ハ実業学校ノ学科ヲ授クル学校(実科高等女学校、女子実業学校又ハ実業補習学校ノ学科ヲ授クル学校ヲ除ク)又ハ之ト同等以上ノ学校ノ学校長ハ奏任文官ト同一ノ待遇トス
第一条第一項及前項ニ規定スルモノ以外ノ在外指定学校ノ学校長及第一条第二項ノ学校ノ教諭ハ奏任文官又ハ判任文官ト同一ノ待遇トス
第一条第二項ノ学校ノ助教諭、舎監及書記ハ判任文官ト同一ノ待遇トス
第二条ノ三
第一条第二項ノ学校ノ教諭ニシテ奏任文官ト同一ノ待遇ト為スコトヲ得ル者ノ員数ハ学級数五学級以下ノ学校ニ在リテハ三人以内トシ以上三学級ヲ増ス毎ニ一人ヲ加フルコトヲ得但シ三学級以下ノ学校ニ在リテハ二人ヲ超ユルコトヲ得ス
学校長ヨリ兼任スル教諭ハ前項ノ定員ノ外トス
第六条ニ左ノ但書ヲ加フ
但シ奏任文官ト同一ノ待遇ヲ受クル職員ノ任免ノ奏薦ハ拓務大臣ニ由ルヘシ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
本文
詳細・沿革