大正6年に設置された臨時国庫証券収入金特別会計は、対露・対支債権からの利息収入が途絶え、元本を費消して証券利払いを行う状況が続いている。このまま従来の方法を継続すれば、大正15年度には資金が枯渇し、利子支払いが不可能となり、財政上の重大な問題を引き起こす。そこで大正13年度限りで本特別会計を廃止し、負担を一般会計に移行。現存する臨時国庫証券は償還期限に応じて順次普通の公債に借り換え、国庫整理基金特別会計法の適用により現金償還の道を開くこととしたい。
参照した発言:
第50回帝国議会 衆議院 本会議 第7号