(陸軍給与令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第二百六十四號
公布年月日: 大正9年8月19日
法令の形式: 勅令
朕陸軍給與令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
大正九年八月十八日
內閣總理大臣 原敬
陸軍大臣 田中義一
勅令第二百六十四號
陸軍給與令中左ノ通改正ス
第二條第一號ヲ左ノ如ク改ム
一 軍隊ト稱スルハ步兵、騎兵、砲兵、工兵、鐵道、電信、航空、氣球、輜重兵及自動車ノ各隊ヲ謂フ
第七條中「第三表甲」ヲ「第三表」ニ改メ同條ヲ第六條トス
第七條 北海道在勤ノ准士官以上、營外居住下士以下及軍屬文官、奏任待遇者及判任待遇者ニ限ルニハ在勤加俸ヲ給ス其ノ定額ハ第五表ニ依ル
第七條ノ二ヲ削ル
第八條第二號ヲ左ノ如ク改ム
二 憲兵准士官下士上等兵ニハ憲兵加俸ヲ給ス
第十四條第二項ヲ削ル
第十六條 豫備役後備役ノ准士官以上及下士兵卒竝補充兵ニシテ召集中ノ者及部隊ノ職務ニ就キタル者ニハ在職又ハ現役ニ準シ俸給ヲ給ス但シ演習召集中ハ俸給ニ數等アルモノハ最下給ニ依ル
第三章 削除
第十八條 削除
第十九條 削除
第二十條 削除
第二十七條 懲治隊、諸學校、病院及被服廠ニ在リテハ第二十一條、第二十四條、第二十五條及第二十六條ノ給與ハ現人員ニ應シ定額ヲ交付ス
第二十七條ノ二 新設又ハ增設ノ部隊ニハ第二十二條及前條ニ規定スルモノノ外特ニ給與ヲ必要トスル糧食ヲ交付スルコトヲ得其ノ品種數量ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第二十七條ノ三 前二條ノ規定ニ依リ第二十七條ニ揭クル部隊ニ交付スル糧食ニ付テハ當該部隊長ニ其ノ經理ヲ委任ス
第三十四條 下士以下ノ被服ハ其ノ定員定員ナキモノハ其ノ現人員ニ應シ、備附被服ハ其ノ定數ニ應シ定額ヲ以テ當該部隊ニ之ヲ交付ス
新設又ハ增設ノ部隊ニハ前項ニ規定スルモノノ外特ニ給與ヲ必要トスル被服ヲ交付スルコトヲ得
第一項ノ定額及前項ノ被服ノ種類員數ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第三十四條ノ二 營內居住下士兵卒ニハ現役ヲ離ルルトキ又ハ歸休退營ノトキ所要ノ被服ヲ支給スルコトヲ得
前項ノ被服ハ定員定員ナキモノハ現人員ニ應シ定額ヲ以テ當該部隊ニ之ヲ交付ス
第一項ノ被服ノ種類員數及支給區分竝前項ノ定額ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第六十條 准士官以上、營外居住下士以下及軍屬ニハ必要ニ應シ官舍ヲ貸渡スコトヲ得
官舍貸渡料ノ定額及納付區分ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第一表 俸給
區分
年額
區分
年額
大將
七千五百圓
准尉
一等
千二百圓
中將
同相當官
六千五百圓
二等
千百四十圓
一等樂長
一等
千六百八十圓
少將
同相當官
五千六百圓
二等
千五百六十圓
大佐
同相當官
四千六百圓
二等樂長
一等
千四百四十圓
中佐
同相當官
三千六百圓
二等
千三百二十圓
少佐
同相當官
二千六百圓
三等
千二百圓
大尉
同相當官
一等
二千百圓
四等
千百四十圓
二等
千八百圓
准士官
特別
千二百圓
三等
千六百圓
千八十圓
中尉
同相當官
一等
千二百圓
一等
九百六十圓
二等
千二十圓
二等
九百圓
少尉
同相當官
八百五十圓
三等
八百四十圓
備考
一 參謀總長又ハ敎育總監ノ職ニ在ル中將ノ俸給ハ年額七千三百圓、軍司令官又ハ師團長ノ職ニ在ル中將ノ俸給ハ年額六千八百圓トス
二 聯隊長又ハ獨立隊長ノ職ニ在ル佐官ニハ月額二十圓以內ヲ加給ス其ノ定額及支給區分ハ陸軍大臣之ヲ定ム
三 特務曹長ヨリ准尉ニ任セラレタル者、准尉ヨリ中尉若ハ少尉ニ任セラレタル者又ハ准尉ヨリ少尉ニ任シ更ニ中尉ニ任セラレタル者其ノ新ニ受クヘキ俸給額從前ノ額ヨリ少キトキハ從前ノ額ヲ給ス
第三表甲ヲ左ノ如ク改メ第三表乙ヲ削ル
第三表 給料
區分
月額
區分
月額
營內居住
營外居住
營內居住
營外居住
曹長
同相當官
一等
三十九圓
六十三圓
伍長
同相當官
一等
十圓五十錢
三十九圓
二等
三十四圓五十錢
六十圓
二等
九圓
三十七圓五十錢
下士勤務諸兵卒
五圓十錢
三等
三十圓
五十七圓
警備隊下士勤務諸兵卒
六圓
軍曹
同相當官
一等
二十二圓五十錢
五十一圓
上等兵
同級兵卒
一等
四圓五十錢
三十四圓五十錢
二等
十八圓
四十八圓
二等
三十三圓
三等
十五圓
四十五圓
一、二等卒
同級兵卒
三圓六十錢
四等
十三圓五十錢
四十二圓
懲治卒
一圓五十錢
備考
一 豫備役後備役ノ見習士官、見習主計、見習醫官、見習藥劑官又ハ見習獸醫官ノ給料ハ月額十八圓トス
二 豫備役後備役下士兵卒演習召集中ノ給料ハ營內居住ノ額トス
第四表 手當金
區分
月額
區分
月額
士官候補生(見習士官ヲ除ク)
主計候補生(見習主計ヲ除ク)
七圓二十錢
衞生部依託生徒
獸醫部依託生徒
陸地測量部修技所生徒
二十二圓五十錢
見習士官
見習主計
見習醫官
見習藥劑官
見習獸醫官
十八圓
砲兵工科學校生徒
戶山學校軍樂生徒
三圓六十錢
衞生部依託學生
獸醫部依託學生
理事試補依託學生
三十圓
第五表 北海道在勤加俸
區分
月額
區分
月額
中將
高等文官一等
三十七圓五十錢
曹長
同相當官
判任文官二等
四圓
少將
同相當官
同 二等
二十五圓
軍曹
同相當官
同 三等
三圓
大佐
同相當官
同 三等
二十圓
伍長
同相當官
同 四等
判任文官待遇
二圓五十錢
中佐
同相當官
同 四等
十七圓五十錢
上等兵
同級兵卒
二圓
少佐
同相當官
同 五等
十五圓
大尉
同相當官
同 六等
九圓五十錢
中尉
同相當官
同 七等
八圓
少尉
同相當官
准尉
同 八等
奏任文官待遇
七圓
准士官
判任文官一等
六圓五十錢
第六表 諸加俸
區分
月額
區分
月額
外泊加俸
技術加俸
曹長
同相當官
九十九錢
砲兵上等工長
工兵上等工長
上等蹄鐵工長
樂長補
一、二、三等諸工長
火工掛下士
樂手
樂手補
一等
六圓
軍曹
同相當官
伍長
同相當官
七十五錢
二等
五圓
三等
四圓
兵卒
五十一錢
四等
三圓
區分
月額
區分
月額
憲兵加俸
通譯加俸
憲兵准士官
下士上等兵
六圓
憲兵准士官
下士上等兵
一等
五圓
區分
月額
二等
四圓
在隊加俸
三等
三圓
兵卒
二十四錢
四等
二圓
備考
通譯加俸ハ技能特ニ優秀ナル者ニ限リ月額二十圓以內ヲ增給スルコトヲ得其ノ增給區分ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第八表 削除
第十二表 服裝手當及馬裝手當
名稱
區分
金額
服裝手當
士官准士官
三百七十五圓
供奉用服裝手當
近衞騎兵聯隊附騎兵准士官以上
三十七圓五十錢
馬裝手當
士官
百二十圓
供奉用馬裝手當
近衞騎兵聯隊附騎兵士官以上
七圓五十錢
第十四表中
體操腹卷
ノ次ニ
體操靴
ヲ加フ
第二十一表中「秣」ヲ「干草」ニ改メ同表備考第一號乃至第三號ヲ左ノ如ク改ム
一 各地方及各定量ノ支給區分ハ陸軍大臣之ヲ定ム
二 大麥ニ燕麥高粱其ノ他ノ雜穀ヲ、干草ニ牧草又ハ靑苅燕麥其ノ他ノ稈類ヲ換ヘ給スルコトヲ得其ノ換給割合ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第二十八表中「二十五圓」ヲ「三十七圓五十錢」ニ、「二十圓」ヲ「三十圓」ニ改ム
附 則
本令ハ大正九年八月一日以後ノ給與ニ付之ヲ適用ス
大正九年八月一日現役ニ在ル大將ノ俸給ハ年額七千八百圓、同中將參謀總長又ハ敎育總監ノ職ニ在ル者ヲ除クノ俸給ハ年額六千八百圓トス但シ待命中ノ者ハ其ノ十分ノ八、休職中ノ者ハ其ノ十分ノ六、停職中ノ者ハ其ノ十分ノ三トス
朕陸軍給与令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
大正九年八月十八日
内閣総理大臣 原敬
陸軍大臣 田中義一
勅令第二百六十四号
陸軍給与令中左ノ通改正ス
第二条第一号ヲ左ノ如ク改ム
一 軍隊ト称スルハ歩兵、騎兵、砲兵、工兵、鉄道、電信、航空、気球、輜重兵及自動車ノ各隊ヲ謂フ
第七条中「第三表甲」ヲ「第三表」ニ改メ同条ヲ第六条トス
第七条 北海道在勤ノ准士官以上、営外居住下士以下及軍属文官、奏任待遇者及判任待遇者ニ限ルニハ在勤加俸ヲ給ス其ノ定額ハ第五表ニ依ル
第七条ノ二ヲ削ル
第八条第二号ヲ左ノ如ク改ム
二 憲兵准士官下士上等兵ニハ憲兵加俸ヲ給ス
第十四条第二項ヲ削ル
第十六条 予備役後備役ノ准士官以上及下士兵卒並補充兵ニシテ召集中ノ者及部隊ノ職務ニ就キタル者ニハ在職又ハ現役ニ準シ俸給ヲ給ス但シ演習召集中ハ俸給ニ数等アルモノハ最下給ニ依ル
第三章 削除
第十八条 削除
第十九条 削除
第二十条 削除
第二十七条 懲治隊、諸学校、病院及被服廠ニ在リテハ第二十一条、第二十四条、第二十五条及第二十六条ノ給与ハ現人員ニ応シ定額ヲ交付ス
第二十七条ノ二 新設又ハ増設ノ部隊ニハ第二十二条及前条ニ規定スルモノノ外特ニ給与ヲ必要トスル糧食ヲ交付スルコトヲ得其ノ品種数量ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第二十七条ノ三 前二条ノ規定ニ依リ第二十七条ニ掲クル部隊ニ交付スル糧食ニ付テハ当該部隊長ニ其ノ経理ヲ委任ス
第三十四条 下士以下ノ被服ハ其ノ定員定員ナキモノハ其ノ現人員ニ応シ、備附被服ハ其ノ定数ニ応シ定額ヲ以テ当該部隊ニ之ヲ交付ス
新設又ハ増設ノ部隊ニハ前項ニ規定スルモノノ外特ニ給与ヲ必要トスル被服ヲ交付スルコトヲ得
第一項ノ定額及前項ノ被服ノ種類員数ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第三十四条ノ二 営内居住下士兵卒ニハ現役ヲ離ルルトキ又ハ帰休退営ノトキ所要ノ被服ヲ支給スルコトヲ得
前項ノ被服ハ定員定員ナキモノハ現人員ニ応シ定額ヲ以テ当該部隊ニ之ヲ交付ス
第一項ノ被服ノ種類員数及支給区分並前項ノ定額ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第六十条 准士官以上、営外居住下士以下及軍属ニハ必要ニ応シ官舎ヲ貸渡スコトヲ得
官舎貸渡料ノ定額及納付区分ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第一表 俸給
区分
年額
区分
年額
大将
七千五百円
准尉
一等
千二百円
中将
同相当官
六千五百円
二等
千百四十円
一等楽長
一等
千六百八十円
少将
同相当官
五千六百円
二等
千五百六十円
大佐
同相当官
四千六百円
二等楽長
一等
千四百四十円
中佐
同相当官
三千六百円
二等
千三百二十円
少佐
同相当官
二千六百円
三等
千二百円
大尉
同相当官
一等
二千百円
四等
千百四十円
二等
千八百円
准士官
特別
千二百円
三等
千六百円
千八十円
中尉
同相当官
一等
千二百円
一等
九百六十円
二等
千二十円
二等
九百円
少尉
同相当官
八百五十円
三等
八百四十円
備考
一 参謀総長又ハ教育総監ノ職ニ在ル中将ノ俸給ハ年額七千三百円、軍司令官又ハ師団長ノ職ニ在ル中将ノ俸給ハ年額六千八百円トス
二 連隊長又ハ独立隊長ノ職ニ在ル佐官ニハ月額二十円以内ヲ加給ス其ノ定額及支給区分ハ陸軍大臣之ヲ定ム
三 特務曹長ヨリ准尉ニ任セラレタル者、准尉ヨリ中尉若ハ少尉ニ任セラレタル者又ハ准尉ヨリ少尉ニ任シ更ニ中尉ニ任セラレタル者其ノ新ニ受クヘキ俸給額従前ノ額ヨリ少キトキハ従前ノ額ヲ給ス
第三表甲ヲ左ノ如ク改メ第三表乙ヲ削ル
第三表 給料
区分
月額
区分
月額
営内居住
営外居住
営内居住
営外居住
曹長
同相当官
一等
三十九円
六十三円
伍長
同相当官
一等
十円五十銭
三十九円
二等
三十四円五十銭
六十円
二等
九円
三十七円五十銭
下士勤務諸兵卒
五円十銭
三等
三十円
五十七円
警備隊下士勤務諸兵卒
六円
軍曹
同相当官
一等
二十二円五十銭
五十一円
上等兵
同級兵卒
一等
四円五十銭
三十四円五十銭
二等
十八円
四十八円
二等
三十三円
三等
十五円
四十五円
一、二等卒
同級兵卒
三円六十銭
四等
十三円五十銭
四十二円
懲治卒
一円五十銭
備考
一 予備役後備役ノ見習士官、見習主計、見習医官、見習薬剤官又ハ見習獣医官ノ給料ハ月額十八円トス
二 予備役後備役下士兵卒演習召集中ノ給料ハ営内居住ノ額トス
第四表 手当金
区分
月額
区分
月額
士官候補生(見習士官ヲ除ク)
主計候補生(見習主計ヲ除ク)
七円二十銭
衛生部依託生徒
獣医部依託生徒
陸地測量部修技所生徒
二十二円五十銭
見習士官
見習主計
見習医官
見習薬剤官
見習獣医官
十八円
砲兵工科学校生徒
戸山学校軍楽生徒
三円六十銭
衛生部依託学生
獣医部依託学生
理事試補依託学生
三十円
第五表 北海道在勤加俸
区分
月額
区分
月額
中将
高等文官一等
三十七円五十銭
曹長
同相当官
判任文官二等
四円
少将
同相当官
同 二等
二十五円
軍曹
同相当官
同 三等
三円
大佐
同相当官
同 三等
二十円
伍長
同相当官
同 四等
判任文官待遇
二円五十銭
中佐
同相当官
同 四等
十七円五十銭
上等兵
同級兵卒
二円
少佐
同相当官
同 五等
十五円
大尉
同相当官
同 六等
九円五十銭
中尉
同相当官
同 七等
八円
少尉
同相当官
准尉
同 八等
奏任文官待遇
七円
准士官
判任文官一等
六円五十銭
第六表 諸加俸
区分
月額
区分
月額
外泊加俸
技術加俸
曹長
同相当官
九十九銭
砲兵上等工長
工兵上等工長
上等蹄鉄工長
楽長補
一、二、三等諸工長
火工掛下士
楽手
楽手補
一等
六円
軍曹
同相当官
伍長
同相当官
七十五銭
二等
五円
三等
四円
兵卒
五十一銭
四等
三円
区分
月額
区分
月額
憲兵加俸
通訳加俸
憲兵准士官
下士上等兵
六円
憲兵准士官
下士上等兵
一等
五円
区分
月額
二等
四円
在隊加俸
三等
三円
兵卒
二十四銭
四等
二円
備考
通訳加俸ハ技能特ニ優秀ナル者ニ限リ月額二十円以内ヲ増給スルコトヲ得其ノ増給区分ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第八表 削除
第十二表 服装手当及馬装手当
名称
区分
金額
服装手当
士官准士官
三百七十五円
供奉用服装手当
近衛騎兵連隊附騎兵准士官以上
三十七円五十銭
馬装手当
士官
百二十円
供奉用馬装手当
近衛騎兵連隊附騎兵士官以上
七円五十銭
第十四表中
体操腹巻
ノ次ニ
体操靴
ヲ加フ
第二十一表中「秣」ヲ「干草」ニ改メ同表備考第一号乃至第三号ヲ左ノ如ク改ム
一 各地方及各定量ノ支給区分ハ陸軍大臣之ヲ定ム
二 大麦ニ燕麦高粱其ノ他ノ雑穀ヲ、干草ニ牧草又ハ青苅燕麦其ノ他ノ稈類ヲ換ヘ給スルコトヲ得其ノ換給割合ハ陸軍大臣之ヲ定ム
第二十八表中「二十五円」ヲ「三十七円五十銭」ニ、「二十円」ヲ「三十円」ニ改ム
附 則
本令ハ大正九年八月一日以後ノ給与ニ付之ヲ適用ス
大正九年八月一日現役ニ在ル大将ノ俸給ハ年額七千八百円、同中将参謀総長又ハ教育総監ノ職ニ在ル者ヲ除クノ俸給ハ年額六千八百円トス但シ待命中ノ者ハ其ノ十分ノ八、休職中ノ者ハ其ノ十分ノ六、停職中ノ者ハ其ノ十分ノ三トス