我が国の道路は極めて不十分な状況にあるため、政府は大正9年度から38年までの30年間で、総額2億8,280万円を支出する計画を立てた。この資金により軍用国道の改良を行うとともに、府県以下の公共団体に対して補助を与え、国道・県道・市の重要街路等の改良を実施する。この事業の財源を公債に求めるため、その起債のための法律を制定しようとするものである。
参照した発言: 第43回帝国議会 衆議院 本会議 第10号