東京府と神奈川県の境界は従来、多摩川を境としていたが、両岸に互いの飛地が存在していたため、行政上の諸事において著しい不便が生じていた。そこで、多摩川本流を中心として両管内の境界を明確にすることを目的として、この法律案を提出することとなった。
参照した発言: 第28回帝国議会 貴族院 本会議 第2号