登録公債の担保充用に関する法案は、公債価格の回復維持を目的としている。現状では、公債は債券として保有するか、日本銀行の原簿に登録して保有するかの二通りがあるが、登録公債を担保として利用する際の手続きが煩雑で不便である。そこで、登録公債を担保として活用する際の手続きを整備し、公債所有者の利便性を高めることで、公債の価格維持を図ろうとするものである。
参照した発言: 第25回帝国議会 衆議院 本会議 第3号