台湾の一円銀貨は幣制統一のため通用が禁止され、公納時のみ受け入れていたが、銀価下落による弊害から公納も1923年6月に廃止された。これに伴い、台湾銀行の銀貨引換銀行券も同年12月末で通用を廃止したが、市場に約2万円分が流通しているため、その引換期限を定める必要があり、本法案を提出することとなった。
参照した発言: 第25回帝国議会 衆議院 本会議 第3号