明治32年に発布された海港検疫法について、現在では不備な点が多く見られる。特にペスト予防に関して取締りを厳格化する必要性が生じている。具体的には、ペスト予防において最も重要な鼠族の駆除について、当時は全く予期していなかったため法律が不十分である。このような点について改正を加えようとするものである。
参照した発言: 第23回帝国議会 貴族院 本会議 第8号