議院法第40条の予算審査期日を15日から21日に改正する理由は、帝国議会の予算規模が第一議会時と比べて大幅に増加しているにもかかわらず、10数年前に制定された15日という審査期間のままでは、予算審査の権能を十分に果たすことができないためである。当初は30日への延長を希望したが、貴族院との均衡を考慮して21日とすることを提案している。貴族院でも第15・16議会は21日間の審査を行っており、この改正案に異議はないと考えられる。
参照した発言: 第22回帝国議会 衆議院 本会議 第11号