(判事検事官等俸給令中改正加除ノ件)
法令番号: 勅令第百十七號
公布年月日: 明治38年3月30日
法令の形式: 勅令
朕判事檢事官等俸給令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治三十八年三月二十九日
內閣總理大臣 伯爵 桂太郞
司法大臣 波多野敬直
勅令第百十七號
判事檢事官等俸給令中左ノ通改正ス
第二條中「二十二人」ヲ「二十一人」ニ「百二十人」ヲ「百十人」ニ「三十人」ヲ「二十九人」ニ「八十三人」ヲ「七十人」ニ「三百六十一人」ヲ「二百九十人」ニ「百十人」ヲ「九十一人」ニ「五百二十六人」ヲ「五百九十六人」ニ「百七十人」ヲ「百九十五人」ニ改ム
第三條中地方裁判所ノ部「熊本」ノ下ニ「福岡札幌」ヲ加ヘ「奏任八級俸乃至奏任五級俸」ヲ「奏任七級俸乃至奏任四級俸」ニ「奏任十一級俸乃至奏任九級俸」ヲ「奏任十一級俸乃至奏任五級俸」ニ改メ地方裁判所檢事局ノ部「熊本」ノ下ニ「福岡札幌」ヲ加ヘ「奏任十一級俸乃至奏任九級俸」ヲ「奏任十一級俸乃至奏任四級俸」ニ區裁判所ノ部「奏任十一級俸乃至奏任九級俸」ヲ「東京大阪監督判事奏任五級俸又ハ奏任四級俸」ニ改メ其ノ次ニ「其ノ他奏任十一級俸乃至奏任五級俸」ヲ加ヘ區裁判所檢事局ノ部「奏任十一級俸乃至奏任九級俸」ヲ「東京大阪上席一人奏任五級俸又ハ奏任四級俸」ニ改メ其ノ次ニ「其ノ他奏任十一級俸乃至奏任五級俸」ヲ加フ
第四條 勅任五級俸以下ノ俸給ヲ受クヘキ地方裁判所長、檢事正又ハ區裁判所監督判事、上席檢事ニシテ其ノ職ノ最高俸給ヲ受ケ五年以上ニ至リ功績アル者ニハ勅任官ニ在リテハ五百圓以內、奏任官ニ在リテハ三百圓以內ノ加俸ヲ給スルコトヲ得
第五條 削除
第六條 削除
第七條中「年俸五百圓ヲ給ス」ヲ「六百圓以內ノ年俸ヲ給ス」ニ改ム
附 則
本令ハ明治三十八年四月一日ヨリ之ヲ施行ス
朕判事検事官等俸給令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治三十八年三月二十九日
内閣総理大臣 伯爵 桂太郎
司法大臣 波多野敬直
勅令第百十七号
判事検事官等俸給令中左ノ通改正ス
第二条中「二十二人」ヲ「二十一人」ニ「百二十人」ヲ「百十人」ニ「三十人」ヲ「二十九人」ニ「八十三人」ヲ「七十人」ニ「三百六十一人」ヲ「二百九十人」ニ「百十人」ヲ「九十一人」ニ「五百二十六人」ヲ「五百九十六人」ニ「百七十人」ヲ「百九十五人」ニ改ム
第三条中地方裁判所ノ部「熊本」ノ下ニ「福岡札幌」ヲ加ヘ「奏任八級俸乃至奏任五級俸」ヲ「奏任七級俸乃至奏任四級俸」ニ「奏任十一級俸乃至奏任九級俸」ヲ「奏任十一級俸乃至奏任五級俸」ニ改メ地方裁判所検事局ノ部「熊本」ノ下ニ「福岡札幌」ヲ加ヘ「奏任十一級俸乃至奏任九級俸」ヲ「奏任十一級俸乃至奏任四級俸」ニ区裁判所ノ部「奏任十一級俸乃至奏任九級俸」ヲ「東京大阪監督判事奏任五級俸又ハ奏任四級俸」ニ改メ其ノ次ニ「其ノ他奏任十一級俸乃至奏任五級俸」ヲ加ヘ区裁判所検事局ノ部「奏任十一級俸乃至奏任九級俸」ヲ「東京大阪上席一人奏任五級俸又ハ奏任四級俸」ニ改メ其ノ次ニ「其ノ他奏任十一級俸乃至奏任五級俸」ヲ加フ
第四条 勅任五級俸以下ノ俸給ヲ受クヘキ地方裁判所長、検事正又ハ区裁判所監督判事、上席検事ニシテ其ノ職ノ最高俸給ヲ受ケ五年以上ニ至リ功績アル者ニハ勅任官ニ在リテハ五百円以内、奏任官ニ在リテハ三百円以内ノ加俸ヲ給スルコトヲ得
第五条 削除
第六条 削除
第七条中「年俸五百円ヲ給ス」ヲ「六百円以内ノ年俸ヲ給ス」ニ改ム
附 則
本令ハ明治三十八年四月一日ヨリ之ヲ施行ス