香川県の大内郡と寒川郡は、旧高松藩時代から約200年間にわたり同一代官の下で統治されてきた歴史的沿革がある。また、三木郡と山田郡は地形的に一郡として適しており、住民の意向も統合を望んでいる。郡の廃置分合においては、歴史的沿革、民心、地形の3点を重視して判断すべきであり、これらの条件を満たす本案は極めて適当な廃置方法であると政府も認めている。本法案は既に衆議院を何度も通過しており、その妥当性は明らかである。
参照した発言: 第13回帝国議会 衆議院 本会議 第33号