一円銀貨の通用期限は昨年10月の勅令により本年4月1日までと定められ、その後の引き換えが予想以上に進んだ。現在では国内流通量が僅かとなったため、当初予定の5年間という引き換え期間を本年7月31日までに短縮することを提案する。これにより一円銀貨幣の引き換え事務を円滑に終了させることができる。
参照した発言: 第12回帝国議会 衆議院 本会議 第3号