近年の日本の紡績業は著しく発達し、66万余の錘数を使用するまでになった。明治21年頃と比較すると、棉花の状況は大きく変化し、外国からの棉糸輸入も大幅に減少している。このような状況下で輸入棉花への関税を廃止し、国内産業を支援することは時宜を得た政策である。国家の財政基盤を確立し、将来の発展を目指す現在において、本法案は必要不可欠なものである。
参照した発言: 第9回帝国議会 衆議院 本会議 第6号