釧路港から輸出される硫黄は、現在函館港経由で米国等に輸出されているが、釧路と函館は200海里離れており、運搬費や倉敷料が発生している。釧路港から直接輸出すれば約5万2千円の利益が見込める。また、釧路・根室地方の硫黄産出量は年々増加傾向にあることから、釧路港を特別輸出港に加え、海外への販路を拡大し、帝国物産の輸出を奨励することが必要である。
参照した発言: 第1回帝国議会 衆議院 本会議 第7号