伊東祐穀 (第4版 [大正4(1915)年1月] の情報)
| 位階・勲等・功級 | ||
|---|---|---|
| 爵位・身分・家柄 | 佐賀縣士族 | |
| 職業 | 佐賀瓦斯株式會社取締役、統計學者 | |
| 性別 | 男性 | |
| 生年月日 | 文久元年九月五日 (1861) | |
| 親名・続柄 | 伊東武重の長男 | |
| 家族 | 母 ヤス 天保一〇、九生 妻 さと 明七、五生、東京、士、杉浦翠養母 男 祐輝 明二三、二生、法學士 | |
| 記述部分（略伝） | 君は舊佐賀藩士故大藏省出納局長伊東武重の長男にして文久元年九月五日を以て生る明治二十年五月家督を相續す本邦統計家の泰斗たり夙に統計學に志し同十六年内閣統計局に職を奉し精勤二十餘年に及ふ此間自費を以て米國に留學す次で歐洲に赴▲統計の學理及實務を研究すると多年尚内閣の囑託を受け米國千九百年の人口調査實况を視察し大に得る處あり歸來益〻斯學の發達に力を致し從來最も不振なる我國の統計學をして漸次勃興を見るに至らしめ我學界に貢献する處頗る大なり著書頗る多く就中世界年鑑袖珍世界年鑑等最も世に行はる又其發刊に係る鐵道汽船旅行案内は正確綿密を以て好評あり曩に萬國統計會議參列の爲め匈牙利に差遣せらる又曾て海軍大學統計學教授關東都督府統計事務其他公私の囑託を受け其功績著しきものあり平生後進の誘掖に努め現に肥前協會佐賀鄕友青年會幹事にして尚鍋島閑叟公銅像建設專務委員佐賀圖書館長たり尚近年佐賀瓦斯株式會社を創設して其取締役に擧げらる 家族は尚二男祐久（明三一、一二生）三男祐直（同四一、六生）あり 弟祐業（同元、一〇生）は分家し妹テイ（同一三、八生）は兵庫縣平民山根源助養子寅吉に長女信（同二五、一生）は東京府士族農學士杉浦翠に嫁せり | |
| 住所・電話番号 | 東京、麴町、永田町二ノ七五 電話新橋二三五二 | |
| 参照人物（親類） | ||
| 参照次数 | ||
| 読み | いとう ゆうこく | |
| 別名 | ||