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林賢德 (初版 [明治36(1903)年4月] の情報)

位階・勲等・功級
爵位・身分・家柄東京府士族
職業日本鐵道株式會社檢査委員七尾鐵道株式會社取締役岩城鐵道株式會社監査役
性別男性
生年月日天保九年九月八日 (1838)
親名・続柄 林市之丞の長男
家族妻 美屋 安政四年二月生鹿兒島縣平民與倉守人女
養子 志朗 明治三十三年六月生
記述部分(略伝)君は舊金澤藩士故林市之丞の長男にして天保九年九月八日を以て生る幼より讀書を好み活堂と號す維新の際海軍に志し江戸及び橫濱に遊學し明治戊辰の役平定するや民政局出任を仰付られ翌年退職し其後海軍士官兵學校教官海軍秘書官等に歷任し明治八年學農社を設置し我が國農業の改良を圖る同九年君我が國陸運交通の不便を感じ私設鐵道の急務なるを主唱し遇々男爵高崎正風、同安場保和、安川繁成等の同意を得て奔走頗る力め同十四年以後故岩倉具視を初めとし華族社會の同意を得て日本鐵道株式會社の設立を見るに至り擧げられて其の理事、委員の役に在る事七年の久きに渉る同二十一年同會社檢査委員に選ばれ現に其の役に在り
男謙(明治九年九月生)は石川縣士族林一義の養子となり養女嘉しく(同四年一月生)は石川縣士族大脇康直に嫁せり
住所・電話番号東京市麻布區東町三八
参照人物(親類)
参照次数
読みはやし けんとく
別名